【硬筆動画添削のすすめ!!】
今年度は埼玉県硬筆展の講座受講生対象に作品添削を
のべ300本以上撮り生徒さんに送りました。
内部生の添削を入れると
400本近く動画撮りしたことになります。
3年前から、動画添削をするようになり
生徒さんの成長スピードが格段にあがりました。
もちろん成長スピード曲線には個人差があり、
お子様によって様々ですが
動画添削の良さについてお話しさせてください。
なぜ、劇的に字が上達するのか。
①視覚的な説明ができる。
動画ではお手本やテキストだけでなく、
色ペンやマークアップなどを使って視覚的に説明できるため、
理解がしやすくなります。
特に生徒さんが子供の場合はより効果的だと実感しました。
②声のトーンでニュアンスを伝えられる。
声のトーンやイントネーションを使って、指摘やアドバイスのニュアンスを
より細かく伝えることができます。
視覚的な説明に加えて、擬音語を用いたり、
声のトーンに強弱をつけて解説するので
誤解が減り、指摘内容がより明確になります。
③リアルタイムのフィードバック
動画添削は基本2日以内に行い返信しました。
動画はリアルタイムで作品を見て添削できるため、
その場での課題を即座に伝えられます。
これにより、生徒さんも改善点が明確になります。
④パーソナライズされたアプローチ
動画での添削は個別に対応できるため、
生徒さん1人1人作品の特徴や課題を見つけ出し、
パーソナライズされたフィードバックが可能です。
⑤再視聴可能
動画は何度でも再生できるため、必要に応じて何度も見返して理解を深めることができます。
これにより、指摘内容をしっかりと吸収し、次の作品に活かすことができます。
「自宅で何度も見て練習できたので、上手くなった!」という声続出❣️
お稽古でどんなにアドバイスしても、家に帰ると何を直せばいいのか忘れてしまうことも
そこを動画として形に残してあげることで、家でも復習練習できるので
しっかりと次に繋げることができます。
5つのメリットを挙げましたが
ただ1つのデメリットがございます。
それは兎に角、時間がかかること泣。
↑指導者側の根気が必要です。
作品を見て、どこに赤ぺンを入れるのかじっくり観察。
兎に角観察。
どう伝えたらよりわかりやすく理解が深まるのか、考える。
そしていざ動画撮影。
アングルや文字の大きさをチェックしながら添削していく。
撮影した動画をチェックして送信。
動画が重いと2、30分かかることもしばしば。
毎日コツコツ撮っては送りを繰り返してたので
実態としてはかなりアナログで地味な作業の連続でした。
来年度以降は、見直してより
多くの生徒さんに提供できるようにする予定!!
ちなみに埼玉県硬筆展練習は佳境です!
来週には市内審査会&展覧会が始まります!
絶賛ラストスパート中です。