書道レクリエーションの仕事
書道レクリエーション講師とは
週に2日、老人ホーム、デイサービスにお伺いして、
ご高齢者にお習字を教えています。
そもそも書道レクリエーション講師とはどんなお仕事なのか。
私が思う書道レク講師は
①書道を楽しんでもらう。
②頭を使い、しっかり腕を動かしてもらう。
書道レクは相手がご高齢者。
手が震えて思うように書けない方や
筆すらまともに持てない方もいらっしゃいます。
そんな方でも一生懸命書こうとしているのは
もっと上手に書きたいという「想い」があるから。
上手く書きたいと思うのは誰しもが同じ気持ち。
そこにしっかり寄り添い、
ほとんど私が書いているような作品でも
すごく上手に書けましたねと
たくさん褒めるようにしています。
ご高齢者は水も甘いもたくさんのご経験があるので
間違いを指摘されたり、
直されたりするのを非常に嫌がる方も多いです。
なので、個々の書道への取り組む姿勢に寄り添い、
その人がきもちよくお習字に取り組んでもらえるように
指導しています。
児童でもお年取りでも、
気分を害されたと思ってしまうと
好きなものも一瞬で嫌いになってしまうもの。
上手だね!
すてきだね!
嬉しいね!
楽しいね!
いつもふわふわ言葉を心がけています。
写真は、先日施設の創作品展が行われ、
優秀な作品を書かれた方への表彰式。
賞状なんて何十年ぶりに貰ったかしらと
目に涙を滲ませて喜んでくれたことが
とても印象的でした。
書道レクは、
やりがいを感じ、書道の素晴らしさを
改めて認識させてくれる
私にとってかけがえのない「わたしのお役目」
これからもご高齢者の楽しみの1つになるように
楽しいレッスンを心がけていきたいです。